頭痛

頭痛は一次性頭痛と二次性頭痛に分かれます。

一次性頭痛:緊張型頭痛 片頭痛 群発頭痛
二次性頭痛:脳腫瘍、脳卒中と言った見過ごしてはいけない病気が原因で生じている頭痛

初めて感じる頭痛、これまでの頭痛が悪化した場合などは、こうした裏に隠れているかもしれない病気がないか検査をしておかないとに二次性頭痛の原因疾患を見逃して大変なことになります。脳MRI、採血検査、首の硬さを診察するなど医師の診断が必要となります。

二次性頭痛でないことが否定されたり、あるいはかなり慢性的に症状が安定している頭痛であれば一次性頭痛と考えます。一次性頭痛には緊張型頭痛、片頭痛、群発頭痛などがあります。

これらの頭痛には、頭痛薬、予防薬で対応するわけですが、2日に1回以上の頻度で市販の頭痛薬を服用している方は頭痛薬の使用量が増えすぎると薬物乱用頭痛に陥ることに注意が必要があります。頭痛薬の効果が弱くなり、さらに頭痛がひどくなり、薬を飲むという悪循環に陥ってしまいます。こうした場合も含めて頭痛薬の使用が多い場合は自律神経を整える星状神経節ブロックと言う治療が非常に有効です。頭痛の回数や程度が軽減します。

症状

肩こりから頭痛を感じるようになる場合緊張型頭痛となります。午後や夕方に発生する頭痛であり起床時に起こる頭痛は緊張型でないと判断します。
片頭痛は吐気を伴うことが多く、起床時に起こっていることもあります。持続時間が4時間~3日となります。脈打つようなズキン ズキンとした頭痛です。トリプタンと言う頭痛薬が効果あれば片頭痛か群発頭痛となります。(緊張型頭痛ではないとなります。)
片頭痛は緊張型頭痛と混合して発生する場合がありトリプタンが聞かない頭痛が混じっていることになります。群発頭痛は身の置きどころがないような重症館たっぷりの頭痛でアイスピックで目を突き刺されたような痛み表現されます。片頭痛が動けなくなる頭痛、群発頭痛はのたうちまわる頭痛となります。

予防 対処法

緊張型頭痛には、左右の視力が極端に差がある眼精疲労のタイプ、睡眠時の歯ぎしりから起こるタイプもありそれぞれ、視力の調整、マウスピースでの調整が必要なります。また頚椎症によし頸部周囲の緊張からおこる緊張型頭痛は頸椎性頭痛とも言いマッサージではコントロールできない頭痛となります。星状神経節ブロックが非常に有効です。
それ以外の単なる緊張型頭痛は肩甲骨を動かす運動をすることで首周囲の緊張をほぐして頭痛が減る場合もありますが、そうでない場合でもマッサージで、鍼灸でもコントロールできない頭痛でも星状神経節ブロックはかなり強力に有効性を発揮します。

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