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腰部脊柱管狭窄症

腰部脊柱管狭窄症MRI所見
目次

坐骨神経痛と腰痛
75歳 男性

受診前
もともと腰痛があったが5カ月前から1分歩くと左臀部~太ももの裏側に痛みが出現してしばらく休憩が必要になるがまた歩けるようになる。マッサージなどを受けていたが、症状が全然おさまらないためペインクリニックを受診されました。
診療経過
「最近、歩くとき休憩が必要になった。」症状は右坐骨神経痛を伴った腰部脊柱管狭窄症と考えられる。足が痛くなっても前かがみで休憩すると痛みが収まり、また歩けるようになる。ロキソニン、オパルモンの内服が開始となるが十分症状緩和しないため、硬膜外ブロック、神経根ブロックなどによる診療を2か月施行し、右臀部から太ももの痛みは軽減し、30分の連続歩行が可能となり、治療は終了となりました。
L4/5レベルで左外側陥凹狭小化所見あり
ここでの左L5神経根のimpingementが発生しての坐骨神経痛
考察
神経ブロック療法は腰部脊柱管狭窄症による腰痛、下肢痛を改善することが可能です。マッサージなどの従来の治療で効果がなくても、手術療法が必要と言われても、硬膜外ブロック、神経根ブロックを考慮することをお勧めします。

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